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2020年3月5日 / straymoonjp

【オアフ島】フィレンツェでチーズに恋したら

アサイーボウルやフライドライスが評判で、朝食やブランチのスポットとして人気のボガーツ・カフェでディナーが始まりました。バーニャカウダやルッコラのサラダ、アマトリチャーナやカルボナーラ、オッソブーコやバスク地方の魚介シチューなど、イタリア料理の数々がメニューに並んでいます。

その中でも、オーナーの思い入れたっぷりなのが、カチョエペペです。イタリア語で「カチョ(チーズ)エ(と)ぺぺ(胡椒)」という名前のとてもシンプルなパスタで、イタリア版「子供の頃に食べた、お袋の味」とも言えます。シンプルなお料理なので、素材には特に気を使うお料理でもあります。

 

オーナーのマリア・バーネットさんは、「1年間休みなしで一生懸命働いて、ヨーロッパに行くのが楽しみなのよ」というくらいのヨーロッパ好きです。2013年に1月にフィレンツェでドロミーティ産のチーズに出会い、「こんな美味しいチーズ、食べたことがない」と大量に買い込んでハワイに戻りました。でも、どうしても、フィレンツェで食べたドロミーティ産チーズを使った料理の味が忘れられず、同じ年の8月にはフィレンツェに戻ってレストランで修行することにしました。レストランでは、毎日朝の9時から夜の10時まで、週に6日間働いたそうです。そして、5週間の修行後には本場のカチョエペぺを作ることができるようになっていました。

が、チーズはどうしてもドロミーティ産のチーズが必要なので、名もないチーズを生産者から直接買い付けるために、マリアさんは今でも毎年ドロミーティを訪れます。そして、スーツケース6個分のチーズをハワイに持って帰ってくるのです。

 

ボガーツ・カフェでのおすすめは、文句なしにカチョエペペですが、他にも美味しいお料理があります。まずは、最初に出てくる自家製ローズマリーのホッカチャとパルメザンチーズ・ボールが美味しくて、「食事前だから、そんなに食べちゃいけない」と思いつつも、ついつい手が伸びてしまいます。このパルメザンチーズ・ボールは美味しすぎて、おかわりするほどです。ブラジルのポンデケージョにも少し似ているのですが、揚げているポンデケージョとは違い、このパルメザンチーズ・ボールはオーブンで焼いています。タピオカ粉のモチモチとした食感とほのかな甘さがパルメザンチーズの塩味とぴったりです。

 

前菜の帆立貝は、黒いとびこと一緒にブラウンバターソースでいただきます。甘い帆立貝とブラウンバターの相性は抜群です。添えられたサツマイモのピューレの程よい甘さが、ますます食欲をそそります。

 

そして、最近ではハワイでもよく見かけるようになったブッラータチーズと3色トマトのサラダ。バジルの種とマリネされた茄子が味のアクセントになっています。

 

海老とイカのフリットをガーリックのアイオリソースでいただくのですが、これは絶品です。食前酒やカクテル、シャンパンやスパークリングにもよく合います。

 

食べ始めてからソースの美味しさに感動して写真を撮ったので、食べかけの写真ですみません。手前の黒いのがアイオリソースです。

 

ポレンタと海老には、南イタリアのカラブリアン地方産のチリペッパーを使ったスパイシーなソース。アメリカでポレンタを食べると、ツブツブしていることもあってあまり食べないのですが、この滑らかな舌触りのポレンタは、まさにイタリアの味です。

 

仔牛の頬肉のオッソブーコには、赤ワインで作ったソース・ボルドレーズ。お肉とマッシュポテトを食べた後に残ったソースは、ホッカチャと一緒に平らげました。

 

ポークショップには、ゆっくりと蒸し煮にしたウイキョウ、ウイキョウの葉、そしてカラマタ・オリーブのタプナードが添えられています。

 

デザートは、キャラメルソースが中に入ったケーキ。ちょっと甘めなので、エスプレッソやコーヒーと一緒に食べるのがオススメです。

 

実は、私は今週マリアさんと一緒にフィレンツェに居るはずだったんです。彼女が大好きなドロミーティ産のチーズの製造を実際に見て、そのチーズを使ったお料理をいただこうと計画していたのですが、新型コロナウイルスのために出発の48時間前に泣く泣く旅行をキャンセルしました。マリアさんは、先月から既にヨーロッパに入っていたので、そのままドロミーティに行っています。そして、ハワイで美味しい「カチョエペペ」をたくさんの人に食べてもらうために、今年もたくさんのチーズを買い付けているはずです。

 

ボガーツ・カフェ
Bogart’s Café
住所:3045 Monsarrat Avenue, Honolulu, HI 96815
電話番号:808-739-0999
URL: http://www.bogartscafe.com/

2020年3月4日 / straymoonjp

【オアフ島】カメパン?!

ローカルの人やハワイに長く在住している人の間では有名なんだそうです、このカメパン。オフィスで誰かがみんなの朝ごはん用に買ってきたり、ハワイでよく行われるポットラック(持ち寄り)パーティーでもしばしば見かけたりするそうなんですが、私は今まで見たことがなかったんです。

 

どこのパンが美味しいかという話を友人としていた時に、「ホヌ(ハワイ語でカメの意)・ベイカリーのカメパンが美味しい」ということを聞き、パン好きの私としては、居ても立っても居られず、早速行ってきました。場所は、キングストリート沿いで、カラカウア通りの少し手前。そう言えば、車の窓から通りがかりに何度か見かけましたが、駐車場もないようですし、寂しげな店頭だったので、気に留めることもありませんでした。ちなみに、この日は早朝に行ったので、ラッキーなことに店の前のコインパーキングに駐車できました。中に入ると、日本にある近所のパン屋さんのような雰囲気です。

 

お目当のカメパンは2種類あって、13個のパンが繋がった大きいサイズ(一番上の写真の左)は$9.49で、7個のパンが繋がった小さいサイズ(すぐ上の写真)は$5.99でした。(値段は2020年2月現在)初めてなので、小さいサイズを買ってみました。上から見ると確かにカメの甲羅のようです。

 

中には、バタークリームとレーズン、そしてなんと栗の甘露煮が入っていました。この組み合わせ、ちょっとどうなの?と懐疑心をもって食べてみましたたが、なかなかいけるのです。バタークリームは、日本のバタークリームよりも柔らかくて軽めのクリーム。レーズンの甘さ、そして栗の仄かな甘さとゴツゴツとした食感がクリームの味を引き立てています。

小さいサイズとは言うものの、直径20センチほどあり、一人では食べきれない大きさなので冷凍しようかと思いましたが、朝ごはん、昼ごはん、おやつに少しずつ食べていたら、3日で完食してしまいました。これなら、大きいサイズを買ってもよかったかもしれませんね。

2004年ブーランジェリー・ベイカリーとしてオープン。カメパンが人気となり、今では店名もホヌ・ベイカリー。ハワイ在住も長くなってきましたが、まだまだ知らないことがハワイにはありますね。

 

ホヌ・ベーカリー
Honu Bakery
住所:1495 S. King Street, #103, Honolulu, HI 96814
電話番号:808-949-1588
URL: http://www.honubakery.com/

2020年2月9日 / straymoonjp

【オアフ島】栗原はるみ x ビッグアイランド・キャンディーズ

2019年5月、ビッグアイランド・キャンディーズが、料理研究家の栗原はるみさんとのコラボ商品「ハルミズ・ハワイアン・ソルト・クッキー」を発表しました。栗原はるみさんといえば、数々の著書があり、中には11カ国で翻訳されて発行されている料理本もあるという、日本を代表する料理研究家です。そして、1977年創業のビッグアイランド・キャンディーズは、ハワイでは老舗の洋菓子店です。

左:現社長のシェリーさん 中:栗原ひろみさん 右:初代社長のアランさん(シェリーさんの父)

栗原さんとビッグアイランド・キャンディーズの現社長のシェリーさんは、共通の友人を介して出会って、すっかり意気投合。家族ぐるみでのお付き合いになり、このコラボ商品に発展したそうです。

 

素朴な味のクッキーの原材料は、小麦粉、バター、砂糖、卵、ベーキングパウダー、そしてハワイ産岩塩だけというシンプルなものです。外側はサクサク、中はしっとりしたクッキーは、ほんのり甘く、岩塩の塩味が効いています。甘さと塩味の微妙なバランスのせいか、次から次へと手が伸びてしまいます。

栗原さんは、「ビッグアイランド・キャンディーズとのコラボなので、何かハワイの産物を使って」と思い、いろいろな素材を試したそうです。コナコーヒーも候補に上がったそうですが、最終的にはお料理にも必須の岩塩にしたそうです。工場でのお菓子製造は、今までの家庭でのお菓子作りとは環境が全く違っていたり、原材料も日本とは違っていたりして、何度も試作を繰り返し、今のソルト・クッキーとなりました。

 

とても素敵なシンプルながらもおしゃれなボックスに入っていて、日本へのお土産にもおすすめです。ボックスの内側には「How to make tea with milk(ミルクティーの作り方)」も書いてあり、栗原はるみさんの優しい心遣いを感じます。

 

現在は、ビッグアイランド・キャンディーズのアラモアナ店とヒロ本店のみでの販売です。販売当初は、なかなか生産が追いつかず、オープンするとすぐ売り切れだったそうです。今は、少し緩和されたと言っても、まだオープン前から店頭には列ができて、大体2時間くらいすると売り切れるそうです。卵白とハワイアンソルトの最後の仕上げが手作業なので、残念ながらまだまだ量産はできません。

「ハルミズ・ハワイアン・ソルト・クッキー」は、自宅用お得袋を作って欲しいと切に願って止まない美味しいクッキーです。

 

ビッグアイランド・キャンディーズ
Big Island Candies
場所(アラモアナ店):アラモアナセンター1階、センターステージ近く
住所(ヒロ本店):585 Hinano Street, Hilo, HI 96720
電話番号:808-935-8890
URL:https://www.bigislandcandies.com/nihongo

 

2020年1月30日 / straymoonjp

【オアフ島】南山枝魯枝魯 2020年1月メニューの最終日

2011年にホノルルにオープンして以来、一度たりとも同じお料理がメニューに載ったことのないという南山枝魯枝魯。料理長の松本さんが作る月替りのメニューを楽しみに毎月来店する人もいるという人気のお店です。日本から直送する食材やハワイの食材を使って作り出すくずし割烹のお料理の数々は、意外な食材の組み合わせがありながらも、安定した美味しさです。毎月最終週の木曜日から新しいメニューが始まります。先日行った日は、ちょうど1月のメニューの最終日。毎年1月のメニューは、何かしら新年の要素があって楽しみです。

 

先付けの一番上には、新年に相応しく、いくら数の子こんぶ昆布〆、そして鮮やかな黄色の南京すり流し、その下にはアヒの炊いたん、ほうれん草、しめじが続きます。

 

朱に金の亀という、おめでたいお椀を開けると、

 

鯛と蓮根、そしてネギの真蒸をとろみをつけた鯛のお出汁の友地仕立てで。上に乗った山葵と梅肉が全体のお味を引き締めています。

 

前のお椀とは全く趣の違った、金銀が眩しい黒いお椀の中には、

 

お凌ぎの鴨ラグーそうめんにフォアグラソース。クレソンと山椒と一緒にいただきます。フォアグラ好きの私は、このフォアグラソースに大満足。白いご飯にこのソースをかけて、お醤油を少し垂らして食べたら、きっと美味しいと思います。

 

メインコースとなるくずしは、ミディアムレアに程よく焼き上げた牛肉、雲子(鱈の白子)の天ぷら、あん肝すり流し、春菊が少し甘めの西京柚子胡椒の汁の中に入っています。あん肝すり流しの上には、赤いクコの実。

 

強肴には、炙り寒ブリを大根すり流しと一緒に。庶民的な切り干し大根の上には高級食材の雲丹という思いがけない組み合わせ。脂の乗った寒ブリには、パプリカの甘酢漬けや柚子胡椒のポン酢といったお酢のサッパリした味がよく合います。

 

最後は、鯖とクワイの炊き込みご飯を三葉とぶぶあられと海苔と一緒に、湯葉と卵の銀あんでいただきます。銀あんなので、お茶漬けよりどっしり目。香の物は、白菜浅漬け、おあげさん、土佐酢漬け椰子の芯。おあげさんのお漬物は初めていただきました。発想に脱帽。

 

デザートは、コースとは別注文になるのですが、毎回いただいています。黒糖羊羹に栗のプリンすり流し、ナッツブレッドに苺赤ワインソースは、どれも上品な甘さ。お抹茶がよく合います。このデザートが入った新作のお皿は、新作だそうで、とっても可愛かったです。

 

1月30日(木)からは、新しいメニューが始まります。ちなみに南山枝魯枝魯のメニューって、ウェブサイトにもフェイスブックにも掲載されていないんです。なので、どんな内容になるのか、松本料理長に聞いたら、「とっても冬らしいメニューですよ」とこっそり教えてくださいました。最近、涼しい日が続くハワイなので、冬らしいメニューが楽しみです。

 

南山枝魯枝魯
Nanzan Giro Giro
住所:560 Pensacola Street, #107 Honolulu, HI 96814
電話番号:808-524-0141
URL: http://www.guiloguilo.com
Facebook: https://www.facebook.com/pages/Nanzan-Giro-Giro/218054831541181

2020年1月5日 / straymoonjp

2020年:新年のご挨拶

 

 

Happy New Year! Let your dreams take flight in the new year!

あけましておめでとうございます。
お元気で幸多き年となりますように。

2019年10月24日 / straymoonjp

【オアフ島】ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ

12ヶ月の歳月と数百万ドルをかけて全面改修が終了したワイキキパークホテルが、ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニとして、2019年10月25日(金)にリニューアルオープンします。今までもハレクラニの姉妹ホテルとして知られていましたが、名称にもハレクラニが入り、ますます充実したホテルになりそうです。ハワイ語でハレプナは、House of Welcoming Water(歓迎する水の家)で、ホテルのコンセプトは「人が人を呼ぶ」ホテル。ハード面もですが、ソフト面も大切にする姿勢が伺われます。そう言えば、再オープンに際して、90%の元従業員が復職したそうです。戻ってこなかった従業員は、引退したかお姉さんホテルのハレクラニに移ったとか。なんだか温かみ溢れるホテルのようですね。

 

石のタイルの無機質さがとってもクールな印象ながらも、自然素材とベージュ色で暖かみを感じさせます。

 

ヘルモア・ロード側の玄関からフロントへ続く廊下も広々として、高級感あふれます。

 

客室は、全部で288部屋。6つのカテゴリーがあります。(グランド・オーシャン・スイートのリビングルーム)

 

ワイキキのホテルでは、日中は海が綺麗なオーシャンビューのお部屋に反して、夜の山側のお部屋からの眺めはとっても綺麗なんです。日中はあまりお部屋にいないことも考えると山側のお部屋も魅力的です。(ワイキキ・マウンテン・ビュー)

 

日本式の深めのバスタブとシャワー完備のバスルーム(グランド・オーシャン・スイート)

 

さすがミニバーもしっかり完備。ティーバッグは、地元ハワイのハワイアン・ナチュラルティーのオーガニックティー3種(ハイビスカス・ブリス、アイランド・ブレックファースト、グリーンティー)です。

 

一階には、ハレクラニ・ベイカリー&レストラン。ハレクラニを代表するココナッツケーキも購入できるようになります。これからのホリデーシーズンに活用できそうですね。

 

毎日 6:30amにオープンして、焼きたてのパンやコーヒーの朝食を食べることができるそうです。ちなみに、ベイカリーでは朝の1時頃からパンを焼き始めるとか。

 

チョコレートだけを作るキッチンもありました。

 

東京の帝国ホテルに13年間務め、14年目の今年、ハレクラニ・ベイカリー&レストランのベイカリー・シェフとなった金城達弘さんは栃木県の出身です。最初は日本からの小麦粉を使っていたそうですが、コストが高くつき過ぎるので、アメリカの小麦粉を使って試行錯誤の後、納得のできるパンが焼けるようになったそうです。一番のオススメは、クロワッサン。オリジナルのクロワッサンはもちろん、クロワッサンの生地を使ったペイストリーもあって、「レストランで食べてもらってもいいですが、せっかくのハワイなので、ペイストリーと飲み物を持ってビーチに出かけてください」と語る金城さんのハワイの印象は、「暑いですね〜」とのことでした。

 

クロワッサン&バゲット・フェチの私は、オープンが待ちきれません。WiFiも完備しているそうですし、朝から優雅にカフェオレにクロワッサンを浸しながらの朝食を早く楽しみたいと思います。

 

Halepuna Waikiki by Halekulani
2233 Helumoa Road, Honolulu, HI 96815
Phone: 808-921-7272 | Fax: 808-931-6638
https://www.halepuna.com/jp/

2019年6月9日 / straymoonjp

【マウイ島】熟年テラスハウス

ハワイの有名フードブロガーのメリッサがマウイ島に行くことになり、ちょうどスケジュールが空いていた友人4人も同行することになりました。1泊2日の強行軍で、マウイ滞在30時間の間に食べたお料理の数はなんと50種類!シェルドン・シメオンがオーナーシェフのリニエージ、マウイ・トロピカル・プランテーションの中にあるザ・ミル・ハウス、マウイのローカル御用達のスティルウェルズ・ベイカリー&カフェ、そしてお土産にはマウイ・スペシアリティ・チョコレートなどなど。まあ、これだけ食べれば、2日間で2キロ太ったのも納得です。

 

今回は5人の大所帯だったので、ホテルをどうしようかと思案した結果、ワイレアにあるフェアモント・ケアラニのヴィラに4人で宿泊、1人は普通のお部屋に宿泊することになりました。普通のお部屋と言っても、フェアモント・ケアラニは全室スイートなので、もちろんスイートのお部屋でした。スイートのお部屋については、こちらのブログ(英語)からどうぞ。

 

以前、マウイ観光局のPRを担当していた時にフェアモント・ケアラニに宿泊したことはあったのですが、ヴィラは初めてでした。というか、生まれて初めてのヴィラ宿泊です!

 

一見タウンハウスのような玄関。

 

中に入ると、右側に階下への階段。左側には大きな浴槽とシャワーのあるバスルーム。

 

もちろんダブルシンクです。

 

バスルームの向かいには、4畳半〜6畳はあるかと思われる広々としたウォークインクロゼット。

 

突き当たりには、2台のクイーンサイズのベッドがあるベッドルーム。ラナイ(ベランダ)があって、目の前はビーチです。

 

ラナイ(ベランダ)からの眺め。海の向こうに見えるのは、カホオラヴェ島です。

 

お隣はキングサイズベッドのあるベッドルーム。このお部屋とバスルームは、ドアで仕切られていて繋がっています。

 

そして、階下に行くと、フルサイズのキッチン。

 

 

冷蔵庫は高級冷蔵庫のサブゼロです。中にはミネラルウォーターやジュース、ヘルシーなココナッツウォータの他にも牛乳やコーヒーフレッシュも入っています。

 

マウイ島産のオーガニックウォッカ「OCEAN」もアメニティーとしてキッチンカウンターにさりげなく置かれていました。

 

キッチンの向こうは、ダイニングルーム。

 

そして、リビングルーム。

 

階下にも、大きな浴槽とシャワーのあるバスルームとキングサイズベッドのあるベッドルームがあります。

 

リビングルームの先には、なんと専用プール!小さなプールですが、ホテルのお部屋にプールがついているという贅沢感はなんとも言えません。

 

そして、プールからは、そのままビーチに出ることができます。まるで、海辺の家に泊まっているようです。

 

2日目の朝は、ワイレアではおきまりの朝のお散歩。ワイレア・リゾートの海側には散歩道があり、ジョギングする人やウォーキングする人がたくさんいます。

 

 

WiFiも完備していて、1泊2日の旅というのにラップトップ持参の私たちは、隙間時間にダイニングルームに集まっては仕事をしていました。アメニティのフルーツを食べてウォッカを飲み、差し入れのワインを飲んで、ワイワイと仕事しながらおしゃべり。ホノルルの私のコンドミニアムの数倍の広さのヴィラ滞在は超快適。久しぶりのマウイ島で女性3人、男性1人がヴィラに宿泊して、さながらテレビ番組「テラスハウス」状態だったのですが、熟年の「テラスハウス」では色恋沙汰もなく、食べて笑った旅となりました。

 

Fairmont Kea Lani, Maui
4100 Wailea Alanui Drive
Wailea, HI 96753 USA
ヴィラの見取り図 ヴィラのビデオ

2018年9月28日 / straymoonjp

【オアフ島】ノスタルジアとミートローフ

いつもあると思っていたものが、突然なくなった時に感じる焦燥感。どうしてもっと早く気づかなかったんだろうかと後悔することってありますよね。歳を重ねると、そういうことってどんどん増えるような気もしますが、最近もありました。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの向かいにある24時間営業のワイラナ・コーヒー・ハウスが、10月14日に閉店するというニュース。最近は、ほとんど行っていなかったとはいうものの、学生時代には夜遊びして始発のバスを待つまで、朝ごはんを食べに行っていた思い出の場所です。夜遊びしてお腹を減らした貧乏学生には、食べ放題のパンケーキなどのボリュームたっぷりの朝ごはんとお代わり無料のコーヒーが嬉しかったものです。

フランシス・トムさんと奥さんのメアリーさんが、1947年にホノルル動物園の売店、その後1949年にはKDI(カピオラニ・ドライブイン)をワイキキにオープン。ビジネスがうまくいかなくなると、当時アメリカ本土で流行っていた、今で言うところのファミレスの走りのような家族向けのダイナー「ワイラナ・コーヒー・ハウス」を1969年にアラモアナにオープンしました。店内には、バーエリアとダイニングエリアがあります。

 

バーエリアには、カウンターと数席のテーブル。ハワイモチーフのティキバーといった感じで、いつも同じカウンター席に座る常連さんもいらっしゃるとのことでした。

 

ダイニングエリアは、アラモアナ通りに面して大きな窓があって明るく、テーブル席が並びます。アメリカのダイナーらしくキッチンに向かってカウンター席があり、一人でも気軽に食事を楽しむことができます。久しぶりにテーブル席に座ると、ビニールの椅子の座り心地がなんとも懐かしい感じでした。

メニューには、ハンバーガーやサンドイッチ、スープやサラダやステーキといった洋食から、オックステールスープやカルビといったローカル色の強いアイテムが並びます。そして24時間いつでも注文できる朝食メニューもあります。

ワイラナ・コーヒー・ハウスでの最後の食事ということで、私は名物料理のミートローフのセットにしました。セットには、サラダバーとパンとデザートがつきます。

 

まずはサラダバーへ。80年代や90年代にはよく見かけたサラダバーですが、最近はあまり見かけなくなりました。

 

グリーンサラダはもちろんパスタサラダ、豆類やパイナップルもありました。びっくりしたのは、リヒムイのかかったパイナップル。甘塩っぱいリヒムイと酸味の効いた甘いパイナップルは王道ですが、サラダバーに並んでいるのは驚きです。

 

そして、久しぶりに蛍光色のゼラチンデザート「ジェロー」を見ました。学校のカフェテリアなどでよく見かけたような気がしますが、あまり栄養価があると思えないこのデザートのことなど、すっかり忘れていました。でも、見た瞬間、心は一挙に80年代に逆戻り。

 

写真では分かりにくいかもしれませんが、このミートローフは巨大でした。縦15cm、横10cm、厚みは3~5cmほどでしょうか。ミートローフの上に乗っている謎のグリルしたパイナップルは別にして、グレービータップリの自家製ミートローフは、どっしりとしたアメリカのソールフードのお味。ポテトは、ベイクドポテトかマッシュドポテトから選ぶのですが、ミートローフにはやっぱりマッシュドポテトですよね。そして付け合わせのコーン。

 

これがミートローフセットです。サラダバーとパン、パイナップの乗ったミートローフとマッシュドポテトとコーン。パンとポテトとコーンと、かなりスターチ過多のディナーですが、盛り付けがいかにもレトロな70年代、80年代チック。今風だと、決してこんなにドカンとお料理をお皿の端まで乗せないですよね。

ちなみに全部食べきれずに、1/3ほどをテイクアウトして、次の日のランチに食べました。

 

最後にはチョコレートサンデーがデザートとしてついてきます。素朴なバニラ味のアイスクリームに、アメリカのチョコレートソース、ハワイのマカダミアナッツとホイップクリームをトッピングして、甘いチェリー。絵に描いたような70年代のデザートですよね。分厚いグラスの器でさえ、レトロです。

 

ちなみに、一緒に行った友人は、朝ごはん定番のエッグスベネディクト。少し味見させてもらいましたが、塩味の効いたハムと卵が絶妙なコンビネーションでした。

現在は、創業者のお子さん3人がオーナーとして経営なさっていますが、キッチン等の大規模改装が必要となったものの、あまりに経費がかかるので、今回閉店となったようです。店内を見渡す限り、椅子などは少しくたびれていましたが、清潔で何の支障もないように見えるので残念です。見えないところにいろいろとあるのでしょうね。10月14日までは、通常通り毎日午前6時〜午後10時まで営業で、オーナーからの感謝の気持ちとして、ハワイ在住者には10%割引が適用されます。

平日の夕方に行きましたが、店内にはアメリカ本土やヨーロッパからの家族連れやカップル、ハワイのローカルの家族連れが入れ替わり立ち替わり、早めの夕食を楽しんでいました。ホノルルではだんだん見かけることのなくなってきたダイナー形式のレストラン。人びとの食生活や嗜好が変わり、新しいレストランができて、こういうダイナー形式のレストランは少なくなってくるのは自然の摂理なのかもしれないと寂寥感いっぱいの思いでミートローフをいただきました。

 

ワイラナ・コーヒー・ハウス
Wailana Coffee House
住所:1860 Ala Moana Boulevard, Honolulu, HI 96815
電話番号:808-955-1764

2018年9月11日 / straymoonjp

【オアフ島】若大将に元気をもらった話

昨年に続いて今年も、ケツメイシファンの友人と一緒にワイキキシェルで開催されたGREENROOM FESTIVAL HAWAII ’18に行ってきました。ケツメイシが出演する2日目は、午後5時からStreetlight Cadence、午後5時30分からは堀田茜さんや有末麻祐子さん、そしてハワイ在住のアリッサ・ウーテンさんが出演する「ビーチクリーンサミット」に続いて、午後6時15分からはスガシカオさん、加山雄三さんが出演、そしてケツメイシがトリでした。

午後6時過ぎに到着した私たちは、まずはビールを買って、飲酒ができる自由席に座りました。昨年は、芝生席でも飲酒できたのですが、今年は白い囲いの中の飲酒席でしか飲酒できませんでした。飲酒席には、子供は入れないのでご注意くださいね。

 

スガシカオさんは昨年と同じように、ハワイのミュージシャンのブライアン・ケスラーさんと一緒に出演です。今年もスガシカオさんのギターとヴォーカル、ブライアンのウクレレによる名曲「夜空ノムコウ」の演奏が始まると、観客は大喜びです。こちらからビデオをご覧くださいね。

 

午後7時30分過ぎに加山雄三さんが「君といつまでも」を歌いながら登場!母が大好きだった若大将の歌を思わず一緒に口ずさんでしまった自分が怖かったです。ビデオはこちらから。

ダンディーな加山さんは、ディナーショーっぽく、ブレザー着用でした。加山さんは、なんと81歳!失礼ですが、81歳とは思えない声の伸びとしっかりした声。ワイキキシェルは、音響がよくないのですが、音程も安定していて、気持ちよく聞くことができました。45分ほどのステージでは、歌ったりギターを演奏したりしながら、ステージを右から左に動いて、ファンにきちんとご挨拶なさっていました。その姿がとっても清々しいというか、大御所なのにフレンドリーで好感度満点でした。その上、喉頭がんで声帯摘出したハワイ在住のつんく♂が5年ぶりにパフォーマンスという素敵なおまけまでありました。ビデオはこちらから。

今まで、何千回と歌っていらっしゃる持ち歌やエルビス・プレスリーの歌とは言え、歌詞を忘れたり間違えたりすることなく、81歳になっても海外の音楽フェスに参加する前向きな加山さんに脱帽すると共に、万が一私が81歳まで生きていることがあれば、病弱で辛気臭い年寄りではなく、加山さんのようにチャレンジ精神旺盛な気持ちのいい老人でいたいと心から思いました。

GREENROOM FESTIVAL HAWAIIに加山さんの出演が決まった際には、「どうして?」と思いましたが、エルビス・プレスリーの音楽に影響を受けてミュージシャンになり、海を愛する加山さんは、このハワイで開催されるフェスにぴったりの人かもしれません。フェスに行く前の「知らない曲ばかりだろうな〜」という予想はしっかりと覆され、ほとんどの曲のサビの部分を口ずさむことができたのは予想外の驚きでしたが、紅白歌合戦やテレビでしか見たことのない大御所をライブで見ることができて、「ガンバロウ!」という元気をもらったステージ、こっそり加山雄三ファンになっちゃいました。

 

トリは、ケツメイシが登場して、音楽フェスらしい盛り上がりとなりました。トークで、メンバーのRyoさんが、加山雄三さんのことを「すごい!ミスター男性ホルモンと呼ばせていただきます!」とおっしゃっていました。きっと加山雄三さんから元気をもらったのは、私たち観客だけじゃなかったんですね。

前日に大坂なおみ選手が全米オープンでセリーナ・ウィリアムズ選手を破って優勝した朗報に喜び、若くて頑張っている人から元気をもらいましたが、この日は80歳を超えてもまだまだ現役で頑張る加山雄三さんに元気をいただきました。いつまでも若大将でいて欲しいです。

最後は、ケツメイシの「ボラーレ ~ Nel Blu, Dipinto Di Blu」で締めくくり。ビデオはこちらから。

隣で、友人が「ああ、これで今年の夏も終わりだ〜」と呟いていたのが印象的な夜でした。

2018年9月10日 / straymoonjp

【オアフ島】パリとハワイ

生まれて初めて親元から離れて暮らしたのがハワイでした。コロラド州出身のお父さんとテキサス州出身のお母さん、そして3歳と生まれたばかりの赤ん坊がいるホストファミリーの家に滞在しながら大学に通い、アメリカでの日常生活を肌で学ぶという貴重な体験をしました。一番最初にお母さんに教えてもらったのは、ベッドメーキングの方法。日本では、畳の上にお布団を敷いて寝ていた私には初めてのことでおっかなびっくりでしたが、今でも彼女に教わった通りの方法でベッドメーキングをしています。

そして、大学卒業後に最初の就職で勤務地になったのがパリ。生まれて初めてのヨーロッパ旅行が、スーツケース2つ抱えての引越しとなりました。引越し前の1ヶ月の研修期間中に東京の語学学校で学んだやっつけのフランス語では日常生活もおぼつかない状態ながらも、パリでの社会人としての第一歩が始まりました。右も左もわからない若輩者でしたが、先輩や友人そして周りのたくさんの人に支えられて仕事も一人前にできるようになって、フランス人の中にいても負けない社会人としての心得を学びました。

今の私を育ててくれたハワイとパリは、私の第二の故郷と言っても過言ではありません。でも、地球のほぼ反対側に位置するハワイとパリは、私の中では決してクロスすることのない場所でした。ところが、その2つの場所をお料理で結びつけたシェフがいます。

 

札幌市出身の山中祐哉シェフは、大阪の料理専門学校で学び、その後修行のためにパリへ。パリでは、2015年にオープンし、その年にベスト・ビストロに選ばれた「Le Clown Bar Bistro」でスーシェフ(副料理長)に。山中シェフが通った辻調理師専門学校は、私が通った高校のすぐそば。パリ11区にある「Le Clown Bar Bistro」は、私が住んでいたバスティーユのアパルトマンから徒歩10分ほど、と懐かしいことづくしでびっくり。

 

山中祐哉さんがシェフを務めるレストラン「Paris.Hawaii」は、ワイキキのZIGUの階上です。建物とZIGUについては、こちらで書いていますので、ご覧くださいね。

 

階段を上がって、中に入るとバーエリアに。4〜5人が座れるカウンターと10人程用のテーブルがあります。そう言えば、パリで友人と食事に行く前には、バーに寄って一杯か二杯飲んでから食事というのがよくあるパターンでした。

 

そんなことを思い出しながら、ハワイ産バジルを使ったギムレットをマウイ島産のヴォッカで作ってもらいました。甘くないサッパリしたカクテルです。

 

そしてスイカのマティーニ。インスタ映えするこの甘いカクテルは、女性向きかもしれません。

 

テーブル席もありますが、目の前でお料理しているシェフの姿が見えるカウンターがオススメです。まるでお寿司屋さんのカウンターのようなライブ感がありますし、お料理について質問があれば、すぐにシェフに尋ねることもできます。

お料理は「ʻaina a me ka moana(大地から海へ)」と名付けられたコースメニューのみです。

 

最初に出てきたのは、「Hawaiian Espresso(ハワイのエスプレッソ)」。フォークで突くのか、スプーンですくって食べるのか迷いましたが、エスプレッソを飲むようにゴクリといただきました。最初にマウイ島産コーヒーの香り、そしてカフク・コーンの甘み、最後にコーヒーの苦味がエスプーマらしくふんわりと。最初にこんな素敵な一品が出てくると、これからのお料理への期待度が超アップしてきます。

 

ハワイ名物「Garlic Shrimp(ガーリック・シュリンプ)」も、カウアイ島の海老とハワイ産のニンニクを山中シェフがお料理するとこんなにスタイリッシュなお料理に。ハワイ産の卵を使ったアイオリソース、そして熟成ニンニクと一緒にいただきます。アイオリソースは酸味が効いています。海老の上に乗っている紫色のお花は、ニンニクのお花。食べてみると確かにニンニクの味がします。

ワインペアリングをいただいたのですが、最初はやはりスパークリングワイン。それもマウイワインのロケラニでした。このロゼのスパークリングワインは、なかなかいけます。

 

次に出てきたのは、「Tako/Tomato/Avocado/Basil(タコ、トマト、アボカド、バジル)」。最近頻繁に耳にするようになったsous-vide(低温調理)方式で調理されたタコは、ハワイの備長炭とも言われるキアヴェで香りづけ。ハワイ島のミルクで作った自家製リコッタチーズとトマトのコンソメとの相性が抜群です。このコンソメはスープでゴクリといただきたかったほどのお味でした。

 

タコと一緒に頂いたのは、ジャンヌ・ダルクというナチュラルタイプのナパの白ワインです。白ワインですが、果皮を6日ほど漬け込んだオレンジワインと言われるタイプのワインです。

 

そして、今回一番心揺さぶられたのが、この「PARIS Ahi Poke(パリ、アヒポケ)」です。フランスのソウルフードであるビーフタルタルとハワイのソウルフードのマグロのポケが、一つのお料理になってお皿に乗っているんです。地産卵を絡めながら食べる2つのソウルフード。今まで私の中で全く別物だったパリとハワイが融合した瞬間でした。

ワインは、プロヴァンスのロゼワイン「アーバン」。

 

ちなみにビーフタルタルはハワイ島産のサーロインをキアヴェでスモークしています。

 

自家製パンとシーアスパラガス(アッケシソウ)を使ったバターが、レストランのゼネラルマネジャーのガレージで溶岩を使って焼いたという黒いお皿に乗って。ちょっとしたことですが、他の店にはないこういうことって大切ですよね。

 

ハワイ近海で獲れたオパ(アカマンボウ)をマノアレタスでラップして、ソースにはアサリの酒蒸しの出汁やハワイ産蕪を使ったブールブラン。タイ料理などでよく使われるカフィア・ライム(コブミカン)の風味が効いているので、さっぱりとしたソースに仕上がっています。バターレタスに似たマノアレタスは、ソテーしてもしっかりしています。

ワインはシシリアの白ワインですが、果皮を6週間もの間漬け込んでいるオレンジワインなので、少し色がついています。しっかりとした味わいのワインは、ブールブランソースにも負けないお味です。

 

メインのお肉料理の前に「Maui Onion Soup(マウイオニオンスープ)」が出ました。甘いことで定評のあるマウイオニオンは、サラダやスープによく使われますが、山中シェフは水を一切使用せず、圧力鍋で調理したマウイオニオンからの水分だけでスープに仕上げています。だからと言って、決して濃い味ではなく、自然で優しい甘さが広がるスープです。まずはスープだけをいただいて、次に添えられたグリュイエールチーズのシューと一緒に。アメリカのどっしりとしたオニオンスープとは違った繊細なスープをいただきながら、心は次のお料理へと。

 

「J. Ludovico Farm Chicken Pithiviers / Local Oseille/Okinawan Sweet Potato(オアフ島にある家族経営のJ. ルドヴィコ農園の鶏のパイ包み焼き、ハワイ産スイバ、紫芋)」は、無農薬で抗生物質を使用していない地産の鶏の胸肉を真ん中に、周りには腿肉を使って、肉汁をしっかりと閉じ込めたパイ包み焼きです。ソースは、鶏の骨を煮込んだシェリビネガーソース。鶏は丸ごと一羽、無駄なく使っているそうです。紫芋はエスプーマ仕立てで、軽いながらもお味はそのままなので、「炭水化物を食べている」という罪悪感もなくいただくことができました。

 

そして、お肉はハワイ島産のフィレミニヨン。キアヴェの薪で炎が出るほどの火ながらも低温で表面をカリッと中まで焼いています。甘みと旨みが広がるお肉です。シーアスパラガス(アッケシソウ)は、海水たっぷりで塩辛いのが普通ですが、このフィレミニヨンに添えられたシーアスパラガスには、ほのかな甘みがあります。山中シェフに理由を尋ねてみると、ソテーするときに少し日本酒を入れているそうです。日本酒の麹のふんわりとした風味が海水の塩味とサクサクとしたシーアスパラガスの食感にピッタリです。シーアスパラガスを日本酒でソテーとは目から鱗のお料理です。

しっかりとしたソノマワインと一緒にいただきました。

お料理はここまでです。かなりお腹いっぱいなのですが、デザートなしにディナーは終了しません。デザートは、下記の3種類から1種選ぶことができます。

 

マカダミアナッツのクランブル、ハワイ産生姜を使ったムースとコンフィチュール。さっぱりと軽いデザートです。

 

フランスでの定番はレモンタルトですが、ハワイではリリコイ(パッションフルーツ)を使ったタルト。優しい酸味とメレンゲクリームの微かな甘みが絶妙です。

 

そして、シグニチャーと言ってもいい「Kilauea Lava Cake/Nitrogen Coconut Icecream(キラウエア火山のケーキ、液体窒素のココナッツアイスクリーム)」の真ん中にはラズベリーのソース。チョコレートとラズベリーの黄金コンビに液体窒素を使ったココナッツアイスクリームは、軽い仕上がり。黒い色付けには、デトックス効果があると言われているココナッツの炭を使っています。

今回は、ワインペアリングをいただきましたが、ワイン以外にもビールペアリングやティーペアリング(ママキティー、紅茶キノコ、ノニティー)もあります。

パリとハワイという、今まで2つの点だった場所を線でつなぐことができたディナーに大満足させていただきました。外食すると、夜中に喉が乾くこともよくあるのですが、そんなことも全くない快適な夜を過ごすことができました。

帰り際に、図々しくも山中シェフに「これからリンゴが美味しくなる季節なので、タルトタタン作ってもらえませんか?」とお願いしたら「やりますよ!」とおっしゃっていただきました。タルトタタン、楽しみにしています!

 

パリ、ハワイ
Paris.Hawaii
住所:413 Seaside Avenue, 2F, Honolulu, HI 96815
電話番号:808-212-9282(予約は5:30pmと8:00pmのみ)
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