【オアフ島】若大将に元気をもらった話
昨年に続いて今年も、ケツメイシファンの友人と一緒にワイキキシェルで開催されたGREENROOM FESTIVAL HAWAII ’18に行ってきました。ケツメイシが出演する2日目は、午後5時からStreetlight Cadence、午後5時30分からは堀田茜さんや有末麻祐子さん、そしてハワイ在住のアリッサ・ウーテンさんが出演する「ビーチクリーンサミット」に続いて、午後6時15分からはスガシカオさん、加山雄三さんが出演、そしてケツメイシがトリでした。
午後6時過ぎに到着した私たちは、まずはビールを買って、飲酒ができる自由席に座りました。昨年は、芝生席でも飲酒できたのですが、今年は白い囲いの中の飲酒席でしか飲酒できませんでした。飲酒席には、子供は入れないのでご注意くださいね。
スガシカオさんは昨年と同じように、ハワイのミュージシャンのブライアン・ケスラーさんと一緒に出演です。今年もスガシカオさんのギターとヴォーカル、ブライアンのウクレレによる名曲「夜空ノムコウ」の演奏が始まると、観客は大喜びです。こちらからビデオをご覧くださいね。
午後7時30分過ぎに加山雄三さんが「君といつまでも」を歌いながら登場!母が大好きだった若大将の歌を思わず一緒に口ずさんでしまった自分が怖かったです。ビデオはこちらから。
ダンディーな加山さんは、ディナーショーっぽく、ブレザー着用でした。加山さんは、なんと81歳!失礼ですが、81歳とは思えない声の伸びとしっかりした声。ワイキキシェルは、音響がよくないのですが、音程も安定していて、気持ちよく聞くことができました。45分ほどのステージでは、歌ったりギターを演奏したりしながら、ステージを右から左に動いて、ファンにきちんとご挨拶なさっていました。その姿がとっても清々しいというか、大御所なのにフレンドリーで好感度満点でした。その上、喉頭がんで声帯摘出したハワイ在住のつんく♂が5年ぶりにパフォーマンスという素敵なおまけまでありました。ビデオはこちらから。
今まで、何千回と歌っていらっしゃる持ち歌やエルビス・プレスリーの歌とは言え、歌詞を忘れたり間違えたりすることなく、81歳になっても海外の音楽フェスに参加する前向きな加山さんに脱帽すると共に、万が一私が81歳まで生きていることがあれば、病弱で辛気臭い年寄りではなく、加山さんのようにチャレンジ精神旺盛な気持ちのいい老人でいたいと心から思いました。
GREENROOM FESTIVAL HAWAIIに加山さんの出演が決まった際には、「どうして?」と思いましたが、エルビス・プレスリーの音楽に影響を受けてミュージシャンになり、海を愛する加山さんは、このハワイで開催されるフェスにぴったりの人かもしれません。フェスに行く前の「知らない曲ばかりだろうな〜」という予想はしっかりと覆され、ほとんどの曲のサビの部分を口ずさむことができたのは予想外の驚きでしたが、紅白歌合戦やテレビでしか見たことのない大御所をライブで見ることができて、「ガンバロウ!」という元気をもらったステージ、こっそり加山雄三ファンになっちゃいました。
トリは、ケツメイシが登場して、音楽フェスらしい盛り上がりとなりました。トークで、メンバーのRyoさんが、加山雄三さんのことを「すごい!ミスター男性ホルモンと呼ばせていただきます!」とおっしゃっていました。きっと加山雄三さんから元気をもらったのは、私たち観客だけじゃなかったんですね。
前日に大坂なおみ選手が全米オープンでセリーナ・ウィリアムズ選手を破って優勝した朗報に喜び、若くて頑張っている人から元気をもらいましたが、この日は80歳を超えてもまだまだ現役で頑張る加山雄三さんに元気をいただきました。いつまでも若大将でいて欲しいです。
最後は、ケツメイシの「ボラーレ ~ Nel Blu, Dipinto Di Blu」で締めくくり。ビデオはこちらから。
隣で、友人が「ああ、これで今年の夏も終わりだ〜」と呟いていたのが印象的な夜でした。
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