【オアフ島】栗原はるみ x ビッグアイランド・キャンディーズ
2019年5月、ビッグアイランド・キャンディーズが、料理研究家の栗原はるみさんとのコラボ商品「ハルミズ・ハワイアン・ソルト・クッキー」を発表しました。栗原はるみさんといえば、数々の著書があり、中には11カ国で翻訳されて発行されている料理本もあるという、日本を代表する料理研究家です。そして、1977年創業のビッグアイランド・キャンディーズは、ハワイでは老舗の洋菓子店です。
左:現社長のシェリーさん 中:栗原ひろみさん 右:初代社長のアランさん(シェリーさんの父)
栗原さんとビッグアイランド・キャンディーズの現社長のシェリーさんは、共通の友人を介して出会って、すっかり意気投合。家族ぐるみでのお付き合いになり、このコラボ商品に発展したそうです。
素朴な味のクッキーの原材料は、小麦粉、バター、砂糖、卵、ベーキングパウダー、そしてハワイ産岩塩だけというシンプルなものです。外側はサクサク、中はしっとりしたクッキーは、ほんのり甘く、岩塩の塩味が効いています。甘さと塩味の微妙なバランスのせいか、次から次へと手が伸びてしまいます。
栗原さんは、「ビッグアイランド・キャンディーズとのコラボなので、何かハワイの産物を使って」と思い、いろいろな素材を試したそうです。コナコーヒーも候補に上がったそうですが、最終的にはお料理にも必須の岩塩にしたそうです。工場でのお菓子製造は、今までの家庭でのお菓子作りとは環境が全く違っていたり、原材料も日本とは違っていたりして、何度も試作を繰り返し、今のソルト・クッキーとなりました。
とても素敵なシンプルながらもおしゃれなボックスに入っていて、日本へのお土産にもおすすめです。ボックスの内側には「How to make tea with milk(ミルクティーの作り方)」も書いてあり、栗原はるみさんの優しい心遣いを感じます。
現在は、ビッグアイランド・キャンディーズのアラモアナ店とヒロ本店のみでの販売です。販売当初は、なかなか生産が追いつかず、オープンするとすぐ売り切れだったそうです。今は、少し緩和されたと言っても、まだオープン前から店頭には列ができて、大体2時間くらいすると売り切れるそうです。卵白とハワイアンソルトの最後の仕上げが手作業なので、残念ながらまだまだ量産はできません。
「ハルミズ・ハワイアン・ソルト・クッキー」は、自宅用お得袋を作って欲しいと切に願って止まない美味しいクッキーです。
ビッグアイランド・キャンディーズ
Big Island Candies
場所(アラモアナ店):アラモアナセンター1階、センターステージ近く
住所(ヒロ本店):585 Hinano Street, Hilo, HI 96720
電話番号:808-935-8890
URL:https://www.bigislandcandies.com/nihongo
One Comment
コメントするTrackbacks