【オアフ島】ダウンタウンのスクウェア・バレルズ
ダウンタウンのオフィスに勤めていないと、ハワイ在住者でもダウンタウンにはなかなか行く機会がありません。車で移動するので駐車場が面倒だったりすると、ますます足が遠のいてしまいます。そんなこんなでしばらく行っていなかったダウンタウンですが、「スクウェア・バレルズという美味しいハンバーガーとビールの店があるよ」ということで、久しぶりに夜のダウンタウンに行ってきました。
場所はダウンタウンのほぼ中心にあるタマリンド・パークのあるビショップ・スクウェアの1階。駐車場も建物の中にあって、お店で駐車券にスタンプをもらうと、月曜日から金曜日の17時までは2時間の駐車料金が$2、月曜日から金曜日の17時以降と土曜日終日は$2です。お店の前には、店名にもなっているスクウェア(四角い)バレル(樽)が並んでいます。店内には、仕事帰りと思われる人が、いっぱい飲んだり食事をしていました。観光客は見当たらず、ローカル率100%な感じです。
今回は、3年前のオープン時からある定番メニューではなく、新たに加わったメニューをいただくことにしました。
ブラックベリー、ブルーベリー、梨、赤玉ねぎ、アーモンド、フェタチーズに蜂蜜とタラゴンのバルサミックビネガーという「ダークベリーサラダ」は、フルーツの甘みに、赤玉ねぎの程よい辛味と刺激がマッチ。羊の乳から作るフェタチーズと蜂蜜にバルサミックビネガーを合わせるのは王道ですよね。シャキシャキとしたサラダに仕上がっていました。
この和牛バーガーは絶品でした。ふんわりと焼いた和牛のハンバーガーには、ベーコンではなく上品な味わいのプロシュートハムがよく合います。そして和牛の味を引き立てるスイスチーズと飴色になるまでじっくりと炒めた玉ねぎの自然な甘さ。もうこれはビールしかありませんね。
アメリカのTVドラマに影響されて作ったというグリーンチリバーガーは、自家製ミンチ肉のバーガーに自家製のサルサベルデ(緑色のサルサ)にレタス。そしてチーズは、何度もの試作の末に決まったアメリカンチーズ。パンチのあるサルサベルデには、アメリカンチーズのカウンターパンチが必要ということのようです。
シグネチャーカットのプライムニューヨークストリップステーキは、エキゾチックなスパイスのカリフラワーと一緒に。
一緒に行った友人全員が絶賛したのが、このラムチョップ。ホップの風味が強くて苦味のあるインディア・ペールエール(IPA)を使ったマスタードには深味があって、ローズマリーと一緒にラムの臭みを程よく消してくれました。付け合わせのポテトもホコホコしていて美味しかったです。
エグゼクティブシェフのショーン・マックモニグルさんがテーブルに来て、インディア・ペールエールのマスタードのことなどを説明してくれました。
最新デザートは、バナナ・フォスター。私が写真を撮った時には既に消えてしまっていましたが、テーブルサイドでラム酒をかけ、火をつけてアルコールを飛ばしてくれます。上に乗っているのは、バニラジェラートなので、ヘビーにならずちょうどいい感じです。
いつも新しいメニューを模索し、前進しながら美味しいものを探求しているのを楽しんでいるオーナーやシェフ。彼らが真剣ながらも楽しんでメニューの話しをしている姿を見ていると、なんだかこちらも楽しくなってきて、お料理がますます美味しくなりました。夜のダウンタウンは駐車場もガラガラで車も停めやすいし、これからはダウンタウンだからと言って出不精しないようにしたいと思います。
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