【オアフ島】メイド・イン・ハワイは、やっぱり強い!
久しぶりにメイド・イン・ハワイ・フェスティバルに行ってきました。このイベントが始まった20年ほど前は、ちょっと大きなクラフトフェアという雰囲気で、来場者はほとんどローカルの人。知り合いの出展者と話をしながら、ゆっくりとショッピングしているようなローカル色満載のイベントでした。
が、今はすっかり様子が変わってしまい、ニール・ブレイズデール・センターで開催されるイベントの中でも、かなり大きなイベントの部類に入り、センター内の駐車場はいっぱい。お隣のマッキンレー高校にまで車があふれています。
今年で22回目を迎えたメイド・イン・ハワイ・フェスティバルの出展数は150ほど、オアフ島だけでなく、マウイ島やモロカイ島、ハワイ島からも出展がありました。初日のオープン前2時間は、業者のみが入場できる時間で、ハワイ産の新商品や食品を見つけようと、大手スーパーマケットやコンビニエンスストアのバイヤー、そしてハワイのセレブシェフたちがたくさん来場していました。一般入場者来場時には、ローカルはもちろん日本からいらした方も大勢いたようです。このフェスティバルのためにハワイに来る観光客やバイヤーの人もいると聞いています。
フェスティバルでは、商品/食品販売の他にも、ハワイの有名ミュージシャンによるステージがあったり、シェフによるデモンストレーションがあったりと、全てがメイド・イン・ハワイです。メイド・イン・ハワイだけで、これだけの集客ができるとは、メイド・イン・ハワイのブランド力の強さを改めて感じました。
各出展社も色々と工夫をしていて、ホールフーズやロングスでも販売しているハワイアンナチュラルティーでは、フェスティバルでしか買えないパッケージに入ったオーガニックのティーバッグやセール商品を出していました。
ハワイアン航空客室乗務員のケハウが、一つ一つ手作りするカフラレアのクラッチバッグは、ローカル女性に人気です。
ハワイの若者の間で大人気の 808allday でも、メイド・イン・ハワイ・フェスティバル限定のTシャツを販売して、長い列ができていました。
ハワイで牛乳といえば、メドウ・ゴールド。そのメドウ・ゴールドのブースでは、ミニソフトクリームを無料で提供。ここは、家族連れの長い列ができていました。
これ、なんだかわかりますか?スパムむすびメーカーです。ご飯を敷き詰めて、その上にスライスしたスパム1缶分をのせて、プラスチックのナイフで切り分けます。ハワイではポットラックパーティーと呼ばれる持ち寄りパーティーをよくするので、そんな時は重宝しそうと、ローカルの人がデモンストレーションに集まっていました。
モロカイ島からは、明け方にしか買えないという幻のカネミツ・ベーカリーが出展。今年のナ・ホク・ハノハノ・アワードで最優秀新人賞を受賞したブレイン・アシング(写真真ん中)の親戚が経営するベーカーリーだそうで、「ここにいるのは、みんな従兄弟、こっちは奥さん(写真右)。今日は5時からステージにもでるよ」と、ブースのお手伝い。
毎年、素敵な干支のデザインを発表するロバート・ハックニーさんのブースでは、奥様のよしえさんがお店番中でした。
マウイ島発のビーガン、グルテンフリー、乳製品不使用、大豆不使用のヘルシーバー、ビーロウ は、ホールフーズやダウン・トゥ・アースの冷蔵庫のセクションで買えるそうです。
カリヒの有名プレートランチ店のグアバ・スモークドでは、真空パックしたチキンやポーク、そして珍しいダックのお肉を販売していました。味付けもしてあるので、あとはBBQグリルで焼けばいいだけです。
ハワイ島在住のアーティストによる素敵な木製品は、クラフトの域を超える芸術作品でした。
個性的なシルバーアクセサリーを作るM33Msのミエコさん。私も「スティッチ」というピアスを買いました。
そして、今回、私のつぼにはまったのが、「bocha」のお風呂用足拭きマット。最近まで知らなかったのですが、bocha というのは東北地方の方言からきているそうで、その昔、プランテーションの労働者がよく使っていたそうです。意味は、お風呂。
というわけで、1時間だけ滞在する予定だったのに、結局4時間もウロウロして、足は痛いは腰はだるいはと大変でしたが、ハワイ在住の私も見たことのない物、食べたことのない物、市場に出たばかりの新製品、そしてオアフ島では入手できない他の島からの物などを見たり試食することができて楽しかったです。そして、「メイド・イン・ハワイ」のブランド力に改めて感心し、こういった商品を是非ハワイの外にも紹介したいとつくづくと思いました。
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