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2011年6月24日 / straymoonjp

食と文化:南山枝魯枝魯

今春オープンしたばかりの南山枝魯枝魯(なんざんぎろぎろ)。本店は京都で、パリのモンマルトルにもお店があるそうです。お料理はくずし割烹、メニューは月替わりのコースが一つだけ。要予約で、18時前後と20時前後の予約のみ。自分で選んだものを食べたがる米国人には、いかがなものかと思っていましたが、人づてに聞く評判も、ネットで見る評判も上々。おまけに、Star Advertiserの覆面フード記者Nadine KamのThe Weekly Eaterでも、すこぶるいい評価。自然と期待は高まります。

ワイン・ペアリングもあったのですが、せっかくの和食なので、京都の日本酒にしました。京都や灘の日本酒は、芳香が高すぎて、お料理に合わないことがままあるのですが、さすが京都のお料理やさん。日本酒も厳選なさっています。やや肉厚でしたが、一閑人(井戸を覗き込んでいる暇な人)の酒器が素敵でした。

お料理は、最初に出てきたう巻きが少々甘めだったのと、マグロのお刺身があまりに赤身で平坦な味だった以外は、大層美味しかったです。どれもこれも、手が込んでいて、久しぶりに家庭では真似のできないお料理をいただきました。少しずつのお料理ですが、全部食べると最後には、かなりお腹いっぱいになりました。

日本に興味のあるアメリカ人達と一緒に行ったのですが、「どうして、料理人は下駄を履いてるの?」とか「料理長は、どうして下駄じゃなくって草履(雪駄でした)なの?」とか「日本人は菊(春菊)を食べるの?!」とか、いっぱい質問されてしまい、困りました。幸いにも、座った席が、料理人でお店の責任者の松本さんの前だったので、下駄のこととか雪駄のこととか、パリのお店のことや、パリとホノルルのお店を手がけられた日本人インテリア・デザイナーの方のことなど、お料理以外のこともたくさん聞くことができました。

「食は文化」とはよく言いますが、食に関する全てのことは文化です。京都東山の清水焼窯元「平安陶花園」の伊藤南山さんの器を目で味わいながら、竹でできた先の細いお箸の使い易さに感嘆して、季節のお料理をいただいて、五感フル活動の夜でした。世界には、美味しい物がたくさんありますが、こうやって五感全てで堪能できるお料理は、文化と呼ぶに相応しいと思います。晩ご飯を食べに行って、知的好奇心も満たされた楽しい夜でした。

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南山枝魯枝魯

【おすすめ度】★★★★★

【住所】560 Pensacola Street, Honolulu, HI 96826 / 地図

【電話番号】808-524-0141

【ウェブサイト】http://www.guiloguilo.com/

【ブログ】http://gr-hawaii.jugem.jp/

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