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2020年6月17日 / straymoonjp

【オアフ島】グルメも満足するお洒落なレストランがカイムキに「ミロ・カイムキ」

新型コロナウイルスの影響で、ハワイのレストランは3月末から約3ヶ月の間、店内での飲食が禁止となっていました。休業したレストランの中には、経営破綻のためにそのまま廃業してしまったレストランもあります。

こういう厳しい状況下でも、頑張って新しいレストランをオープンするシェフもいます。その中でも、今一番話題なのが、クリス・カジオカが6月11日にオープンした「ミロ・カイムキ」です。クリスは、ハワイのグルメシーンに旋風を巻き起こした「セニア」のオーナーシェフとしても有名で、今年は「料理界のグラミー賞」とも呼ばれるジェームス・ビアード賞の米国北西部および太平洋地域のベストシェフの最終候補にも選ばれています。

元々は「カフェ・ミロ」として25年に渡ってカジュアルながらも本格的なフランス料理を出す店でしたが、昨年末のシェフの引退を期に、カイムキで育ったクリスが店を引き継ぎました。コミュニティに根差し、コミュニティの人びとに愛された「カフェ・ミロ」のコンセプトはそのままに、フランス料理をベースにしたメニューはもちろん店内インテリアにもクリスの世界観を繰り広げたのが、新生「ミロ・カイムキ」です。

店に入ると、右側にはバーがあり、

 

ダイニングエリアには、打ちっぱなしのコンクリートの床に木目と黒がアクセントのテーブルが並んでいます。無駄のないすっきりとした直線的なデザインが印象的です。

 

現在、「ミロ・カイムキ」には月替りの5コースメニュー($65)とワインペアリング($35)、そして日替わりで何品かの追加料理があります。

開店第一弾のメニューは、ハワイ近海で獲れたアヒ(マグロ)のタルタルの前菜で始まります。柔らかいアヒとカリカリした歯応えの発芽レンズ豆の絶妙なコンビネーション。そして、ほどよい辛さのチリオイルが、マグロを引き立てています。

 

ビシソワーズのようにも見えるこのお料理、見かけは面白くもなんともないのですが、サーバーに言われた通りに「スプーンを底まで入れて、全体をすくって食べる」と、さまざまな味と食感が楽しめる絶品です。白いムースの中には、卵の黄身や根セロリ、そしてほんのりとベーコンの風味。濃厚なパルメザンチーズが印象的な逸品です。

 

上記のムースのお料理は、自家製サワードウ・ブレッド($5)と食べるのが王道です。私は、サワードウ・ブレッドは酸っぱくてあまり好んで食べないのですが、このサワードウ・ブレッドは酸っぱすぎることがないので、お料理を邪魔しないパンです。外はパリッと、中はフワフワで熱いので、手でちぎるときは気をつけてくださいね。

 

お魚料理は、カラマンシーのソースとラタトゥイユを添えたサーモンです。サーモンのグレイズにもカラマンシーを使ってさっぱりとした仕上がりになっています。ハワイの寿司屋では、サーモンとマグロのにぎりが一番美味しいと言われるくらい、ハワイで食べるサーモンは適度に脂が乗って美味しいのです。ラタトゥイユは、一緒くたに煮込んだラタトィユではなく、野菜のそれぞれの味を楽しめるように、なすびとパプリカとトマトが並んでいます。サーモンだけ、カラマンシーのソースや野菜と一緒に、といろいろな味を楽しめるお料理です。

 

和牛の頰肉は、思ったほど柔らかくはありませんでしたが、その分頰肉の食感と味わいを楽しむことができました。付け合わせの薄くスライスしたカリフラワーの酢漬けの酸味がヘビーになりがちな肉料理の口直しにぴったりです。また添えられたファッロ(スペルト小麦)は、スローフードの伝統食で栄養価も高いのですが、リゾットのように重くないのが魅力です。

 

専属パティシエによるデザートは、白いメレンゲのドームに小さな花びらが散らばっていて、あまりの可愛さにスプーンで壊すのが勿体ないながらも、何が出てくるのかドキドキします。中には、そば粉の薄いスポンジケーキの上にのったヨーグルトのクリームと柚子のゼリーが入っていました。こういう繊細なデザートには、コーヒーではなくお茶が似合うと思い、お茶のチョイスを聞いたら、ママキティー、カカオティー、マウイアールグレイ、ジャスミンパール、煎茶(全てティーチェスト・ハワイ)ということだったので、ハワイ原産のママキティーにしました。柚子の香りが高いデザートなので、煎茶もよく合うかと思います。

 

今晩は、コースメニューとは別にフォアグラとエスカルゴのお料理もいただきました。

私はフォアグラが大好きで、メニューにフォアグラがあると必ず注文します。今まで食べた中で一番美味しかったのは、会社の先輩が住んでいたパリのアパルトマンの1階にあったブラッセリーで食べた生のフォアグラですが、今日食べたフォアグラ・オ・トルション($25)はその次くらいに美味しかったです。トルション(ふきん)で包んで鍋で茹で上げたフォアグラはふんわりと柔らかく、濃厚な味わいで優しい甘味さえも感じられます。ベールのようなイチゴのゼリーやライチと一緒に食べると、より一層フォアグラの味が引き立ちます。このフォアグラをつまみに、美味しいブルゴーニュワインをバーで飲みたい、そんなフォアグラ料理です。

 

一緒に行った友人がエスカルゴ好きということで、エスカルゴ($17)も注文しました。エスカルゴは、伝統的なバターとガーリック味ではなく、インドの香辛料のマサラの一種から派生したフランス語のカレー香辛料「ヴァドウヴァン」を使っています。そのせいか、少しエキゾチックな仕上がりですが、カレー味は食欲をそそりますよね。

 

お料理もサービスも大満足のディナーでした。このお値段でこんな素敵な内容のディナーは、かなり価値があります。友人の中には「(値段が上がる前の)今のうちに試すのがいいよ」という人もいるほどです。

まだまだ外食するのに抵抗がある人が多く、観光客も限りなくゼロに近いハワイでは、どのレストランも苦戦しています。「ミロ・カイムキ」は例外的に、大体向こう一週間は予約がいっぱいのようです。こういう元気なレストランが起爆剤となって、ハワイのレストランが活性化してハワイ経済に貢献できるくらいになってほしいと願っています。

 

ミロ・カイムキ Miro Kaimuki
住所:3446 Waialae Avenue, Honolulu, HI 96816
電話番号:+1-808-379-0124
URL: https://www.mirokaimuki.com
メール:info@mirokaimuki.com

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