モンキーの置物
何でも高騰中の現代において、「こんなに安くていいの?」という物には、なかなか出会うことができないのですが、久しぶりに出会ってしまいました。場所は、カヘカ通りにあるドン・キホーテ。お店に入ると、左側手前が「お土産コーナー」になっているのですが、ハワイ産のものや米国産、中には中国産やフィリピン産の商品もあります。
棚の中段に陳列された、このモンキーの置物はフィリピン産でした。今月の目玉商品のモンキーのお値段は、なんと2ドル!全て手彫りのこの置物は、メガネを掛けていたり、薄い皮のついたバナナを持っていたり、結構凝っているのに、このお値段です。
この置物を作るためには、誰かがココナッツを収穫して、中の水を抜いて、彫って、メガネをつけて、着色してと、たくさんの人が関わっているはずです。そして、フィリピンからハワイへの輸送。こういうのをひっくるめて、一体どうして2ドルという値段になったのでしょうか。ココナッツを収穫した人は、いくら儲けることができたのでしょうか?筆を持って着色した人は、いくら貰えたのでしょうか?
疑問だらけのモンキーの置物は、私の経済觀念を覆してしまうツワモノです。
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